笑気麻酔
笑気吸入鎮静法で怖くない診療を
当院では笑気吸入鎮静法を導入しております。保健診療で行える、安心の治療を提供しています。
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特徴
- 弱い鎮静・催眠作用と鎮痛作用
- 鎮静効果の発現と消失が極めて速やか
- 呼吸器や循環器にほとんど影響がない
- 肝臓に負担をかけません
メリット
笑気は鎮静作用に加えて鎮痛作用を持っています。そこで笑気吸入鎮静法を用いればリラックスすると共に痛みを感じにくくなります。笑気を吸入させながら吸入麻酔を行うと、「痛みをとるための麻酔が怖い」というジレンマが軽減されます。
注意点
鎮静法は極めて安全性の高い方法なので禁忌となる諸例はありませんが、以下の患者様には注意が必要となります。
- 中耳炎で治療中の患者様
- 2ヶ月以内に眼科手術を受けた患者様
- 妊娠初期の患者様
- 過呼吸発作の既往がある患者様
- 鼻閉のある患者様
- 本法を希望しない患者様
適応性
基本的にはすべての患者様に適応可能ですが、中でも下記の患者様には積極的に用いることをお勧めします。
- 循環器疾患を有する患者様
- 治療に強い恐怖心を有する患者様
- 脳貧血を既往がある患者様
- 嘔吐反射を有する患者様
- 居所麻酔や外科処置予定している患者様
- 理解力があるお子様
安全性
笑気が麻酔薬として広く用いられているのは、適度な鎮静作用と比較的強い鎮痛作用を持ち、効果の発現と消失が速やかで、重要臓器に影響を及ぼさないためです。
鎮静法はこれらの優れた特徴を持つ笑気を30%以下という低い濃度で、鼻呼吸により、高濃度の酸素とともに吸入させる極めて安全性の高い方法です。